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Silk Jacket &Upperskirt With original buttons Circa 1860 Inquire about this product
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1860年頃の貴婦人のドレス。 シルクのジャケットとアッパースカートです。 写真では、ややくすんで写ってしまっていますが、実際はシルクの艶も麗しい、こっくりとしたモカブラウン。 まずこの素材とお色に心惹かれます。 そして、この時代を特徴つけるのはこのお袖。 このロシアン袖は、1860年頃の最新流行。 当時のファッション画によると(下記参照)、この下にふわりとしたブラウスを着用したようです。 |
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現在のマネキンでは、ウエストが締まりません。 やや薄手のシャリ感のあるシルクです。 |
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※カーソルを画像に置くと、後姿の写真がごらんに慣れます。 |
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オリジナルのボタンは全部で11個、全て揃っています。 |
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このドレスの為に作られた、ハンドメイドのボタンです。 絹の糸を巻いて、その上にかぎ棒編みで装飾されています。 直径は、1.8cm。 |
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たっぷりとふんだんに使われたフリンジの長さは、7cm。 |
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この時代のスカート幅は広く、裾が長く広がったスカートに、このアッパースカートが重ねられました。 (下のスカートは失われています) 高級品ほど、アッパースカートが付けられたそうです。 |
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当時の貴婦人の優雅さが匂うような、後姿です。 |
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フリンジの状態は大変に良好です。 |
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共生地のクルミボタン。 三角形タイのこの装飾も、19世紀ならでは・・・ |
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表からの損傷は、ほとんど目に付くものはないです。 19世紀の衣装のお好きな方に、ぜひ手に入れて頂きたい、稀なお品です。 |
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内側は、残念ながらシルクの薄い裏地のダメージがあります。 ダメージの詳細は、ご遠慮なくメールにてお問い合わせください。 ※カーソルを画像に置きますと、ウエストを形作るため入れられているコルセットの骨の拡大写真がご覧になれます。 |
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裏側から、シルクの切れを保護するためのテープが、複数個所付いています。 スカートにひとつ小穴があります。 経年による薄い茶色のしみがあります。 |
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1857年と1859年の、手彩色のファッション画です。 この2枚を、ドレスと一緒にお付けします。*^^* |
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1859年10月25日の日付です。 こんな時代に貴婦人に生まれて、シルクのドレスとお帽子を着てみたかったですね・・・*^^* |
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