T−０９７ テアトロの目隠し扇
19世紀の麗しき社交界の小物
19世紀後期・フランスの ベルベット地にビーズが刺繍された、テアトロで観劇の際に使った扇。 カーソルを上に置くと 裏面の写真がご覧になれます。→
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| テアトロ(劇場）が、華やかな社交の場であった、19世紀。 この扇は、パタパタ扇ぐものではなく、お顔を半分隠しながら、気になる殿方に（たとえば・・・です*^^*）目配せして、ご挨拶する為の、優雅な小道具です。 |
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青みがかった薄灰色のビーズ。 カーソルを上に置くと 拡大写真がご覧になれます。→ ベルベット地の退色も、ビーズの剥がれもほとんど無い、素晴らしいミントコンディションです。 |
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柄の部分は、恐らく、紫檀等の銘木が手彫りされています。
丁寧に彫り込まれ、つややかに磨かれた、大変に手の込んだ柄です。 |
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| 美しい杢が出ています。 柄の下部分に小さなカケが2ヶ所あります。 ※カーソルを画像に置きますと、下部の拡大写真がご覧になれます。 |
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| この扇の蔭で、忍びない恋も生まれたのでしょうか・・・？ たくさんの物語を語ってくれるような、美しい小物です。 |
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| ≪参考写真≫ 時代は違いますが、こんな風に、笑ったりするときにも、ちょっと顔を隠したのです。 |
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