Guilloche enamel
powder box
Estonia 1900'

*excellent condision

size
上面(Upper surface):
9cmΦ
高さ(height):3cm
重さ(weight):203g
price
  ¥185.000 JPY(送料込)
*shipping is free worldwide
material
シルバーギルド エナメル
Silver Guild Enamel
from
エストニア 1900年代
Estonia  circa1900'
イタリアから発送
 (委託品)
20世紀初頭の、エストニア製のギロッシュエナメルの箱です。

エンジンターンが施された後にシルバーギルド(銀に金メッキ)をし、その上にエナメルが施されたもの。

高貴さを感じさせる青みがかったピンクのギロッシュエナメルで、おそらくは、私の想像では、白粉入れではなかったかと思います。

直径9cmで、このぐらい大きなギロッシュエナメルものは、なかなか稀です。

※カーソルを画像に置きますと、違う写真がご覧になれます。

※ブラウザーの種類や液晶画面の角度によって、色は違って見えることがあります。


1721年から帝政ロシアが崩壊する1917年まで、エストニアは帝政ロシアの統治下(ロシア帝国に編入)に置かれていました。1920年にロシアから、独立が認められます。

こちらは、独立前の統治下に置かれていた頃の作品です。

高さは側面だけで2.5cm、上面までで3cmです。

※カーソルを画像に置きますと、裏側の写真がご覧になれます。
ヨゴレはシールが貼られていた跡で、綺麗にポリッシュしてから納品します。


ぐるっと一回り。

表面に、擦り傷などは見当たりません。

http://earlysummer-
blog.cocolog-nifty.com
/blog/2013/12/post-b46c.html

↑Blogにアンティークエナメルの記事がございます。



内側には、完璧にヴェルメールが残っています。

本体の銀部分も厚みがあり、最高級品であったことは、間違いありません。


重さ203gで、持ち重りがします。


 
残念ながら、後のヒンジの下に小さな傷があります。

しかし、目立たない部分です。

この他は、パーフェクトコンディション。


左:エストニアのみが打っていた、銀935刻印があります。

右:おそらくはメーカーマーク。



青みがかったピンクの、光に当たると見え隠れする紋様が美しい、ギロッシュエナメル。

普通は幾何学模様のみが多いですが、草花模様が刻まれているのが、大変珍しい。

周りの細い白エナメルもエレガントです。

冬の冷たい空気のロシアの雪景色を窓から眺めて、、手に取られたのかしら??

どんな高貴な方の持ち物だったか考えるのも心躍る、素敵な小箱です。


 

Copyrights  Tesoro  2023  All Rights Reserved 
          S-005  エストニアのギロッシュエナメル箱
                                        ロシア統治下の作品