Mediterranean Sicilian coral necklace Italy circa 1870-1890 *excellent condision
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| １９世紀後半期の地中海珊瑚のアンティークネックレスです。 シチリア島のシャッカ沿岸の、明るいオレンジ色、胡渡の珊瑚です。 しかしシャッカ珊瑚にしては、かなりお色が濃い目です。 重さは、３９．２ｇ。 ※カーソルを画像に置くと、拡大写真がご覧になれます。 |
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| このカメオ部分は、１８７０-９０年頃のもの。イタリア-ナポリ製。 ネックレス部分も、同じ時代です。 地中海珊瑚は、日本の珊瑚に比べずっと枝が細いのですが、これはかなり太めの枝、しかもとても密度の高い艶やかな上質の珊瑚が使われています。 ※カーソルを画像に置くと、反対側からの写真がご覧になれます。 |
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| モチーフはプティーノ（Puttino）。 翼ありもしくは無しでも描かれ、天使ですがキリスト教的な意味を離れ、『愛の証し』としての象徴で、蝶々のような小さな羽根の付いた子供の姿で描かれます。 イタリア独特の「センチメンタル・ジュエリー」で、愛情を誓うために贈られたものと思われます。 ※カーソルを画像に置くと、反対側からの写真がご覧になれます。 |
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彫刻作品として、大変にレベルも高いです。 彫像の厚みは１．２cmほどあり、磨きも完璧でとても艶やかです。 いわゆる甘い天使ではなく、気品とその造形の自然さに心奪われます。 まるで本当の幼子のような柔らかさと丸み。 ※カーソルを画像に置くと、反対側からの写真がご覧になれます。 |
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| 両手に、薔薇の花のガーランドを持っています。 後ろの翼となびく布地の表現も、珊瑚枝の形状を無駄なく使っていて秀悦。 ※カーソルを画像に置くと、反対側からの写真がご覧になれます。 |
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| やすりで、一つ一つ手作業で丸められた珊瑚粒。 少しづつ不均一なのも、また味があります。 珊瑚粒を繋いでいる２本のバーは幅１．２ｃｍ厚み３．５ミリ、≒１４Kゴールドです。 ※カーソルを画像に置くと、拡大写真がご覧になれます。 |
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| クラスプは１２Kで、１９２０-３０年頃のものになります。 ブローチになりそうな大きな珊瑚が付いていて、後姿にも花を添えてくれます。 ※糸替え済です。 ※カーソルを画像に置くと、留め具の写真がご覧になれます。 １２Kの刻印があります。 |
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| 地中海珊瑚がすでに枯渇した今、とても貴重なネックレスです。 美術品としての投資価値もあります。 ずっと委託元の個人的なコレクションでしたが、今回、初めてご紹介です。 |
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| ネックレスの長さは（カメオ部分も含む）、内径が４４．５ｃｍ、外径が４６ｃｍ程です。 どなたにも、身に着けやすい長さです。 セーターの上からも身に着けられます。 身に付けて見ると、プッティーノがふわっと浮かんでいるよう・・・ ※カーソルを画像に置くと、後ろからの写真がご覧になれます。 |
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| ちょっとした機会に、、 柔らかな日差しにも映える、美しい作品です。 サイドから見ても、彫刻作品としての立体感が際立ちます。 ※珊瑚のお色はこのように、光りの当たり具合で、明るく見えたり濃く見えたりします。 ※カーソルを画像に置くと、少し違う写真がご覧になれます。 ※少しお時間を頂きますが、より詳しい写真等をお送りすることも出来ます。ご希望の方は、ご遠慮なくお問い合わせください。 |
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