MC-065  象牙製のイエス・キリスト像 
             18世紀前半期のもの

Christ sculpture of ivory
Italy
 First half of 1700's


*excellent condision

size
 全長(Height):26cm
両腕の幅(Arm width):14cm
price
¥420.000JPY(送料込)
*shipping is free worldwide
material
象牙
 
Ivory
from
イタリア 18世紀前半期
Italy First half of 1700's
イタリアから発送
(委託品)

18世紀前半期(1700年-1750年)のイタリアで作られた、十字架に張り付けにされたイエスさまの彫像です。

後方に木の十字架が付いていた可能性もありますが、おそらくこの像は壁直付けです。

※カーソルを画像に置くと、違う角度の写真がご覧になれます。


 

象牙を彫刻したものです。

苦悩の中、宙を見据える目。
『わが神、わが神、どうして私をお見捨てになったのですか』

※カーソルを画像に置くと、違う角度の写真がご覧になれます。


 
浮き出るあばら骨。
筋肉の繊細ながら確実な表現。

黒い線は、元々の象牙の繊維が年月によって着色したものですが、それがまるで磔によってキリストの体に流れ落ちる血のようで、より一層の臨場感を醸しだしています。

大変にリアルな、素晴らしい彫刻です。

※カーソルを画像に置くと、違う部分の写真がご覧になれます。


 

釘の素材は木です。

足の小指が欠けています。


 
 
頭から足先までは、1本の象牙から掘り出されています。

芸術作品と言えるキリスト像。


通常壁に設置された位置から見上げると、天を仰いでいるように見えます。


 
背中は象牙が黄色くなっています。
壁に取り付けられていた穴が2個あります。


 
 
両手とも、指が一部折れています。


 
※カーソルを画像に置くと、反対側からの写真がご覧になれます。

ご希望により、イタリアの専門の修復家による、指の修復、全体のクリーニングを承ります。

お見積もりを提出し、実費のみのご請求です。


 
 
長い間の人々の祈りがこめられた、貴重な古い彫像です。

※少しお時間を頂きますが、より詳しい写真等をお送りすることも出来ます。ご希望の方は、ご遠慮なくお問い合わせください


 

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