《 Mars et Venus 》 Flandre Circa.1550 ※excellent condition
|  |
||||||||||
| 16世紀・当時のフランドル地方、現在のオランダからベルギーにあたる地方で描かれた、油彩画です。 題材は、マルスとヴィーナス。 軍神のマルスと、愛の象徴のヴィーナスは、愛人関係。でも、兄弟でもあるところが、ギリシャ神話らしい。笑。それで、キューピットは、二人の子供です。 |
 |
||||||||||
| 油彩画ですが、キャンバスではなく、板の上に描かれています。 布の描写や、ヴィーナスとマルスの肌の質感の違い。明るい空と、背景の黒い木々とのコントラストなど、、、素晴らしい表現の逸品です。 |
 |
||||||||||
| 額縁は同時代の物ではありませんが、古美の雰囲気が、この絵に良く合ったものです。 |
 |
||||||||||
| 後に、Marsr et Venus.の記入。 ※カーソルを画像に置きますと、拡大写真がご覧になれます。 作者のサインはありません。 この時代は、作品にサインを入れないのが普通でした。 |
 |
||||||||||
| F-002の《レダと白鳥》と・・・。 どちらも色彩のコントラストの美しさ、内側から輝くような光の表現が素晴らしい、魅惑的な絵画です。 |
 |
||||||||||
|
|||||||||||
